こんにちは。
落武者戦闘服です。
皆さんはHEAVY RAINというゲームご存じでしょうか。
もう15年もの2010年2月18日にPS3等で発売されたゲーム。

世の中には楽しいゲーム、心あらわれるゲーム、
昔懐かしいゲームさまざまありますが、
ゲームをやっていてこれほど心が抉られる感覚を覚えるゲームはないではないでしょうか。
今回紹介するのは、PS3、PS4、PCで遊べるインタラクティブ・ドラマゲーム『HEAVY RAIN』。QTE(クイックタイムイベント)を主体とした独特のゲームプレイが特徴で、プレイヤーの選択が物語の結末を大きく左右します。ただ、このゲーム、普通のアドベンチャーとはわけが違う、というかもはやゲームと呼ぶのか正しいのか不安になるレベルのゲームです。
QTEの積み重ねが生む没入感
『HEAVY RAIN』の最大の特徴は、QTEによる操作の連続。
最初はドアを開ける、とか歯を磨くとか単純作業のレベル。
億劫に感じるほどですが、ここは徐々に没入感を高める仕組みというか、
プレイヤーとゲームの主人公の精神の接続のための儀式のような部分。
中盤から後半にかけて物語が佳境を迎えだすととんでもないシチュエーションでのQTEがでてきます。
自分が一番驚いたというか、これほどしんどいQTEは後にも先にもないだろうと思ったのが、
ガラスの破片が散らばった通気孔を匍匐前進するシーン。
左右のボタンを押して進んでいくのですが、押すたび「痛み」が伝わるような錯覚を覚え、
顔をしかめながらプレイしていた記憶です。
なぜ自分はゲームでこんな苦痛味わっているんだと、我に返りそうになるレベル。
それほどにこのゲーム没入感がすごいです。
容赦のない選択肢——リアルなストレスに近い重圧
このゲームのQTEをこなしていると、肉体的だけでなく精神的にも容赦のない選択肢に直面します。
例えば「子供を救うために、自分の指を切り落とせるか?」といった、リアルなら絶対に向き合いたくないような究極の決断を迫られる場面が多数登場。ドラクエで「誰と結婚しようか」と悩んでいた頃がどれほど幸せだったか、と思わず遠い目になってしまいます。
マルチエンディングの奥深さ
本作は複数の主人公が存在し、物語の展開によっては主人公が死んでも進行します。当然、それはバッドエンドへの道ですが、周回プレイを重ねることで「あの選択が、こういう結果に繋がっていたのか!」という発見があり、何度でも楽しめる仕組みになっています。犯人が分かった後にもう一度プレイすると、各キャラクターの行動の裏側が見えてくるのも魅力。
もしVRでやったら……
このゲームの没入感は圧倒的ですが、もしVRでプレイしたらPTSDを発症するレベル。QTEがリアルすぎるあまり、もはやゲームの域を超えてしまいそうです。そういう意味では、今くらいの没入感でのプレイくらいがちょうどいいのかも知れません。
『HEAVY RAIN』は、単なるゲームではなく、一種の「体験」と言える作品です。ストーリー、選択、没入感、どれをとっても他のゲームとは一線を画すレベル。プレイ後には「自分の選択は正しかったのか」と、まるで現実の出来事のように考え込んでしまうほどの衝撃を受けます。
「ゲームにストレスを求めるなんておかしい」と思うかもしれません。でも、だからこそ、ここでしか味わえない体験がある。
未プレイの人は、ぜひ一度この苦痛(=没入感)を味わってみてほしいです。
ただある程度リアルの生活に精神的にも余裕があるときにやった方がいいかと思います。
人生のなかでプレイするタイミングを間違えると、本当に病んでしまう恐れあり。
今の自分ならちょっと無理だな。。
発売から15年ということで、昔を思い出してご紹介でした。
