落武者戦闘服の雑多な日記

40代サラリーマンの雑多な日記です。

渋谷ではたらく社長の告白/藤田晋

おはようございます。

落武者戦闘服です。

サイバーエージェント社長の著書、

今更ながら読んでみました。

 


■ ベンチャーの熱と泥臭さがむき出し

渋谷ではたらく社長の告白を読んでまず感じるのは、とにかく「熱」。

キラキラした成功譚というより、
焦り、嫉妬、裏切り、判断ミス、ギリギリの資金繰り。

ベンチャー特有の、 ・勢いで決める
・でも決めたら引かない
・負けたくないから走り続ける

そんな泥臭さがそのまま書いてあって、変に美化していないのがいい。

 


■ 恩人を二度裏切るという選択

正直、一番引っかかったのはここ。

恩人を二度裏切る展開。

理屈ではわかる。
会社を守るため、成長させるため、最適解を選んだ。

でも読みながら感じたのは、
合理性よりも“無邪気さゆえの残酷さ”。

本気で勝ちにいっているからこそ、
関係性より未来を選んでしまう。

40歳の自分が読むと、
「正しい」よりも「怖い」が先にくる。

でもたぶん、それがベンチャーのリアルなんだろうなとも思う。

 


■ 学生時代からの異常な熱量

新卒一年目どころか、学生時代からずっと全力。

「若さゆえ」では説明できない。

あの熱狂は、才能というより執念に近い。

会社をつくる人間のエネルギーって、
普通の会社員の延長線上にはいないんだと改めて思わされる。

自分もそれなりに仕事で追い込まれてきたつもりだけど、
方向性のベクトルがまったく違う。


■ とにかくページが進む

久々に「どんどん読みたくなる本」。

ストーリーとして面白い。
成功の裏側にある焦燥感がリアルだから、ドラマ性がある。

ビジネス書というより、
成長物語に近い読感。