おはようございます。
落武者戦闘服です。
サイバーエージェント社長の著書、
今更ながら読んでみました。
■ ベンチャーの熱と泥臭さがむき出し
渋谷ではたらく社長の告白を読んでまず感じるのは、とにかく「熱」。
キラキラした成功譚というより、
焦り、嫉妬、裏切り、判断ミス、ギリギリの資金繰り。
ベンチャー特有の、 ・勢いで決める
・でも決めたら引かない
・負けたくないから走り続ける
そんな泥臭さがそのまま書いてあって、変に美化していないのがいい。
■ 恩人を二度裏切るという選択
正直、一番引っかかったのはここ。
恩人を二度裏切る展開。
理屈ではわかる。
会社を守るため、成長させるため、最適解を選んだ。
でも読みながら感じたのは、
合理性よりも“無邪気さゆえの残酷さ”。
本気で勝ちにいっているからこそ、
関係性より未来を選んでしまう。
40歳の自分が読むと、
「正しい」よりも「怖い」が先にくる。
でもたぶん、それがベンチャーのリアルなんだろうなとも思う。
■ 学生時代からの異常な熱量
新卒一年目どころか、学生時代からずっと全力。
「若さゆえ」では説明できない。
あの熱狂は、才能というより執念に近い。
会社をつくる人間のエネルギーって、
普通の会社員の延長線上にはいないんだと改めて思わされる。
自分もそれなりに仕事で追い込まれてきたつもりだけど、
方向性のベクトルがまったく違う。
■ とにかくページが進む
久々に「どんどん読みたくなる本」。
ストーリーとして面白い。
成功の裏側にある焦燥感がリアルだから、ドラマ性がある。
ビジネス書というより、
成長物語に近い読感。
